今日は電卓のお話
私のような事務系の仕事をしている人は だいたい電卓を持っています。
もしあなたが机に座る仕事であれば電卓を 持っていませんか?< まあ、仕事で使わなくても家庭で電卓を 使って家計簿をつけている人もいるでしょう。 「私はそろばんを使う」
という日本の伝統を守っている人は是非そのまま でお願いします。
「計算ができればいい」
「小さい方がいい」
色々なご意見があるでしょう。
最後のは一理あります。
携帯用でしたらある程度小さい方がいいです。
しかし、机の上で頻繁に使用するのであれば 逆に大きい(ボタンがです)方が良いですよ。
簿記では電卓選びが大事だった
私は社労士受験後、将来の事を考えて簿記を受験しました 。
その際に電卓を買いに行ったのですが、 色々な電卓を見て回りました。
その時に商品を勉強した結果、高性能の電卓を使用することが重要だと理解したんです。
高性能の電卓とは何でしょうか?
理工系が使用する「関数電卓」ではありません。
消費税計算などは標準でほとんどついてます
高性能な電卓とは以下の3つの機能をそなえているものです
・・・・・と、答えを言う前に一般的な電卓を使った計算方法を見てみましょう
まあ実際にやる人はいないでしょうけど、これをお手元の 電卓で計算してください
・・・・・
243になりましたか?
ん?
違う??
もう一回してみましょう
233になりましたかか?
どっちが正しいのでしょうか?
ではもう一度
また233でした。
2/3の確率で233だから答えは233?
でも心配だからもう一回電卓で計算してみます
やっぱり233
よしOK・・・
このように1回目と2回目で結果が違って、再度計算をし直す。
結構どの会社でも見られる風景です。
これ・・・
はっきり言って無駄です
分かります?
もっとはっきり言いましょう。
2回以上計算することが無駄とミスを引き起こします。
じゃあ1回でやめろってこと?
それも違います。
1回だけで確認しない人もいますがそれは論外
人間ですから打ち間違いはあります。
確認時に、もう一度計算しなおすことが無駄なんです
理由は、
「確認時に打ち間違える可能性があるから」
もしくは
「最初に打ち間違えた可能性があるから」
これが理由
2回計算するくらいならエクセルでやった方が良いです。
Excelなら「何を入力したか分かるから」です
そうです。
確認をするときは、何を入力したかを確認します。
全ての仕事はそうですが、結果だけを考察するのではなく、どのようなフロー(流れ)でその結果が出たか原因を分析 する事が重要です。
採用活動でもそうですが、採用できなかったという結果を 見るのではなくフローが重要で、そのフローのどの部分が 誤っていたかを考察するのが採用成功の秘訣
話がそれましたね(笑)
電卓に戻しましょう
高性能電卓の条件その1
高性能の条件の一つは
つまり、検算機能(入力した数字を順に出せるもの) があるものです
先ほどの例ですと233と結果が出たあとにボタンを押す事で、10+ 、 20+ 、・・・・・と入力した内容が表示される機能がついてるもの
これが条件の一つ
高性能電卓の条件その2
条件の2つ目は、
電卓に慣れてくるとブラインドタッチ&異常なスピードで計算ができるようになります。
その際に、入力スピードについてこれない電卓は、間違った 数字を表示するために業務効率を下げます。
高性能電卓の条件その3
条件の3つめは、
人差し指、中指、薬指この3本が4,5,6に並んでる状態がホームポジションです。
この3本の指の間に適度なゆとりがあるものが重要
まあ、今日もこの条件をもとに数年ぶりに買い換えるために電卓を探したのですが、、、、
驚きました・・・・・
無いんです!
いや、あったけど、バカ高い!!
関数電卓でもないのに、1万円??
10年近く前に買った時はそれほどしませんでした。
ふざけるな!!という気持ちと共に探し回ったところ、1つだけありました。
最後の1個のため私が買ったらもうありません。
そう。
売れているんです
値段は2,480円
有ですね
ただ、一点だけ気に入らないところがあります
デザインです。
この黄色、現物はもっと毒々しいんです
ちなみに、これが検算部分
電卓はCanon、SHARP、CASIOの3メーカーから選ぶことになるでしょう。
しかし、早打ちはあっても検算機能をつけてるものは 殆ど無いんです。
検算機能を一度使えば分かりますが他の電卓は使えません。
そして、検算機能を備えてて、値段が安いものだけが 売れている。
知ってる人だけが、それを探して買っている
そんな状況なんでしょうね
よく電卓を使う人で検算(入力文字確認)機能を触ったことが 無い人は一度触ってみてください。
業務効率が驚くほどあがりますよ
社労士には必須でしょうね
電卓一つでアツくなる私はまだ若い・・・